アニメ『氷菓』聖地巡礼。新宿から飛騨高山へ行ってきたのでレポート。

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<image from 氷菓オフィシャルサイト

飛騨高山を舞台に高校生の少しミステリアスな日常を描いたアニメ『氷菓』。

原作はインシテミルボトルネックなどの米澤穂信(よねざわほのぶ)、制作は京都アニメーション。原作からのファンだった私はアニメ化に一抹の不安を抱きつつ、ふたを開けてみたら動き声を上げる大天使えるたそにぞっこんになった。

そんな『氷菓』の聖地、岐阜県の飛騨高山に一泊二日で行ってきたのでレポート。都内近郊からの巡礼の参考にどうぞ。

 

■新宿〜飛騨高山線濃飛バス』でお手軽に移動

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交通手段は高速バス。新宿から中央道を走る新宿〜飛騨高山線を利用。東京近郊からであれば鉄道よりもバスの方が時間も早く、費用も安く行くことができる。

運賃は片道6,500円、約5時間半のバスの旅。

一番早い便で朝の7時から、1日6便程度の発着があり思いのほか出発時間の自由度は高い。時刻表はこちらから⇒濃飛バス

予約はコチラ⇒ハイウェイバスドットコム 新宿〜飛騨高山線

楽天からの予約はコチラ⇒楽天トラベル 新宿〜飛騨高山線

乗車時間は『氷菓』の文庫本でも読みながらテンションをぐいぐい高めよう。

 

■巡礼に便利な『氷菓×飛騨高山 舞台マップ』

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現地にて最もお世話になるのが、飛騨一ノ宮観光協会が公開している『氷菓×飛騨高山 舞台マップ』。

作中に出てくる通学路や、奉太郎とえるがお茶した喫茶店、夜のシーンが印象的だった不動橋に禁断の荒楠神社などなど。このマップひとつで氷菓の舞台を網羅できる。

ダウンロードはこちらから

町を挙げた取り組みのおかげで楽しんで観光することができます。ありがとう飛騨高山。

 

■安定の機動力!巡礼の足はレンタサイクル

氷菓』の聖地は飛騨高山市内に集中しており自転車での移動が最も効率的。

レンタサイクルショップもいくつかあり、観光客も気軽に自転車で巡礼スポットを廻ることができる。

飛騨高山のレンタサイクルショップ:飛騨高山の観光ガイド

私が自転車を借りたのは飛騨高山駅を背にして左に進んだところにある池畑商店

賃料は1時間300円。私は3時間ほど借りて、高山市内をチャリ爆走。

f:id:yuhukichi:20130821221630j:plain(プライバシー保護の為マスクをかぶせております。)

物語を想いながら、彼らの通学路を自転車で風を切るのも気持ちよい。

えるたそ〜

 

氷菓関連お土産は飛騨高山アンテナショップ「まるっとプラザ」で!

高山市内にある飛騨高山アンテナショップ「まるっとプラザ」では氷菓関連のお土産を販売している。

饅頭、クッキー、せんべいなど、氷菓にちなんだ包装・名付けがされており見ていて楽しい。

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『限りなく積まれた例の饅頭』という名の饅頭。積み上げられた様子が、例のシーンを思い出す。

 

ちなみに私が購入したのは氷菓ウエハース 。

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中には劇中ワンシーンのカード入り。

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ほうたるたそ〜。

 

まるっとプラザでは氷菓交流コーナーが設けられ交流ノートなど聖地巡礼者たちの憩いの場も提供している。

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氷菓交流ノートに思いの丈を綴ろう!

 

■ここまできたら世界遺産白川郷まで足を伸ばそう

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高山駅から、合掌造りの古民家が並ぶ世界遺産白川郷』まではバスで約40分。

アニメの世界に身を浸した後は、今に残る日本の原風景を味わうことで気持ちのバランスを取り戻そう。

ここでもオススメなのはバス移動。駅前からでている濃飛バス白川郷行きは往復4,300円。基本は予約不要なのでその時の気分で足を伸ばしてみてもよい。

時刻表はこちら

古民家でいただく水出しアイスコーヒーは乙なもの。

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巡礼で偏ってしまったアニメ脳をカフェインで現実に連れ戻そう。

 

 

思いのほか気軽に行ける岐阜県高山市。次は生きひな祭りに合わせて、桜の季節に訪れたいと思う。

この記事を見て高山が気になります!ってなった方がいたら嬉しい。

 

ちなみに氷菓聖地巡礼はこちらのブログがとても参考になります。

つればし 氷菓 舞台探訪(聖地巡礼) 第1回 -高山市(1) 高山市街地編-

 

最後にもういちど、

えるたそ〜